親の無関心から不登校に ~不登校は天才の卵~
不登校の子を見ていると、目につくのは親の無関心です。
そう言うと、ほとんどの人が拒否するでしょう。
「そんなことはない!私は誰より子どものことを心配している!」と。
けれど、果たしてそれは本当でしょうか。あなたの関心や心配は子どもが学校に行くか行かないか、というただ一点ではないでしょうか。
ボクは「子どものことを心配している」という保護者にはこう尋ねます。
「何をそんなに心配しているのですか」
「子供たちの将来が心配なんです」
一体、何が心配なのでしょうか。きちんと学校に行って大学に入り、就職すればいいのでしょうか。けれど、それで安心というわけにはいきません。次は結婚のことを心配するはずです。良いお嫁さんやお婿さんをもらったら、赤ちゃんのことを心配します。最終的には子どもの老後まで心配していくのでしょうか。
結局、自分の現在の年齢よりも先のことを心配しているのです。子どもたちが持って欲しい関心はあいまいで不確かな遠い未来のことではなく「いま」です。
あなたは自分の子どもがどんなことが好きで、何が得意かを知っているでしょうか。それがわからなければ、どんなに子どものことを心配していても、結局は彼らにとっては無関心な親だと言えます。
しっかりと子どもの本当の姿を見ていると、隠れた才能も見えてくるはずです。それは、絵が上手であったり、スポーツが得意であったり、動物が好きなことであったり、心が優しいことだったりとさまざまです。それがわかれば、子どものことを信じる気持ちが増してきます。
引用:不登校は天才の卵 著 阿部伸一
不登校のお子さんを対象に「学校以外の勉強」を教える家庭教師をしています。
自分の好きな事や、やってみたい事、興味のある事を一緒に見つけ、いずれは起業かフリーランスで働く支援をしていきたいと思っています。
お子さんの目先のことを考えるより、20年後の30代になった時、キラキラした人生を歩んでいるお子さんを想像して、一緒に勉強してみませんか?
よろしければ、HPも遊びに来てください。