Q.17 勉強をまったくしません。「したくてもできない」は本当ですか?
Q.17 勉強をまったくしません。「したくてもできない」は本当ですか?
娘はひきこもり状態から少し回復し、日中は一緒に買い物に出るなど、外に出られるようになりました。しかし、勉強をまったくしておらず不安で仕方ありません。先日、娘の定期試験の範囲表を見ました。気分が良さそうな時に「少し勉強したらどうだろう」と話を向けたところ、「勉強のやり方がわからない。したくてもできない」と言い、学校には絶対行かないと拒否。休んでいる期間が長くなればなるほど追いつけないという不安は本人も持っているようですが、単に逃げているようにも見え、どう理解すればよいか困っています。
A.17 本当です。勉強が「できない」と「したくない」はまったく違います。
勉強をしない様子を見ていると心配で仕方ないですね。学習に対するアレルギーのある子どもたちを私たちは多く見てきました。しかし、そのほとんどが「勉強をしたくない」ではなく「したいけれどできない」と感じているようです。認めたくない事実を正直に話してくれたお子さんは素晴らしいと思いました。たとえば、文字を読むことや板書を写すことに難しさがあるとか、集中が続かないことなどがあるかもしれません。周囲との差も開くため、勉強へのアレルギーが強くなり、結果的にテストで点数が取れないため、「自分は勉強ができない」と感じ、さらに勉強嫌いになる子どもは少なくありません。小学校まではなんとかなったが、中学校に入ってから顕著に勉強嫌いになった場合、このタイプかもしれません。
●苦手意識への対応1
●苦手意識への対応2
●不登校だった子どもの言葉:「チャンスは必ずやってくる」
★ここがポイント!
◎勉強が「できない」と「したくない」の違いを見抜く。
◎カウンセラーなど専門家に相談する。
◎ライバルを作るなど目標を持たせ、やる気にさせる。
引用:不登校Q&A 編・著 下島かほる 辰巳裕介
不登校のお子さんを対象に「学校以外の勉強」を教える家庭教師をしています。
自分の好きな事や、やってみたい事、興味のある事を一緒に見つけ、いずれは起業かフリーランスで働く支援をしていきたいと思っています。
お子さんの目先のことを考えるより、20年後の30代になった時、キラキラした人生を歩んでいるお子さんを想像して、一緒に勉強してみませんか?
よろしければ、HPも遊びに来てください。