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Q.44 「学校に行って勉強していい高校へ」という価値観から抜け出せません

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Q.44 「学校に行って勉強していい高校へ」という価値観から抜け出せません

 息子の進路が心配です。私たち夫婦は、いわゆる有名大学出身です。夫は一流企業の幹部候補社員で、海外を忙しく飛び回っています。経済的に恵まれ、長女もできがよく、今は薬剤師になる夢を実現すべく、国立大の薬学部目指して受験勉強中です。

 しかし中2の長男は1年生のことから不登校です。小学校の時は勉強もそこそこでき、学級委員だって務めたのに。何が原因かさっぱりわかりませんし、今はまったく勉強もしません。知人は「親の学歴やら無言の圧力が子どもにプレッシャーになる」と忠告してきます。でも、この時期しっかり勉強していい高校、大学に進学した人間に比べて、不登校で勉強もしない人間は、当然負け組になるようで心配なんです。

 

A.44 親御さんの価値観は否定しません。しかし、お子さんの人生は別物です。

●こうなる理由

 おやおや、負け組ですか、なんとも手厳しい。

 子どもは親の考え方や価値観を全面的に信じて、その親の期待に応えようとして育ちます。成長して、自分の価値観も親と同様で期待に応えることができたり、同様でなくても自分なりの人生の方向が親の期待と合致していれば問題は大きくなりません。しかし、中学に進学し、様々な価値観に出会う中で親とは違う価値観に気づいたり、価値観は変わらなくても自分がどんなに努力しても応えられそうもないと感じると、子どもは一時的に混乱するかもしれません。特に後者の場合には、小さいころから信じてきた価値観に自分が当てはまりそうもないと感じ、自分の価値が低いととらえて大きなストレスが生じるでしょう。

 

☆ここがポイント!

◎親の価値観は変えなくてもいい。

◎子どもの人生は別もの。子どもの価値観は尊重する

◎親の思い通りに育てることを、上手にあきらめる。

               引用:不登校Q&A 編・著 下島かほる 辰巳裕介

 

 


不登校のお子さんを対象に「学校以外の勉強」を教える家庭教師をしています。
自分の好きな事や、やってみたい事、興味のある事を一緒に見つけ、いずれは起業かフリーランスで働く支援をしていきたいと思っています。
お子さんの目先のことを考えるより、20年後の30代になった時、キラキラした人生を歩んでいるお子さんを想像して、一緒に勉強してみませんか?

よろしければ、HPも遊びに来てください。

hut0ukou.jimdofree.com